But not to me

世界の謎を解こうにも、答えを持っていたかもしれない人はすでに死んでいる/未亡人の一年/ジョン・アーヴィング

死別だらけのドラマ「ゲームオブスローンズ」にはものすごい寡婦がいる

寡婦っていうか寡妃だけど。

 

ゲームオブスローンズ についてはいまさら説明不要だと思う。

今はHuluでシーズン6までビンジできるから、テキストであらすじの説明を受けるより、実際に鑑賞するほうが早いよ。てか、このドラマをテキストで説明するなんてムリだよね。

 

とにかく主要人物が死ぬ。

惨たらしく、しかもとんでもないタイミングで。

なんなら主人公も死ぬ。

 

友人は推しキャラが死ぬたびTwitterに投稿していた。

 

「わたしは死神、愛するものがみんな死ぬ!!!」

 

それだけでわたしには意味のあるドラマなんだけど、その主要人物にデナーリスという若き女王がいる。

 

さっきも言ったようにこのドラマはテキストで説明しても意味ないんだけど、ざっくり書いてみる。

 

彼女はそもそもこの世界の王の末子だったんだけど、クーデターで親族を皆殺しにされ、復権を望む愚かな兄と亡命し、辺境の地の部族の王と幼くして政略結婚させられる。

この結婚はほぼほぼ性暴力に近いもので、幼いデナーリスにとってはただの苦しみでしかなかった。

しかし、やがて側近のやさしい女たちのおかげで心を開き、生きる知恵を身につけ、妹を道具としてとことん利用しようとする兄を夫が惨殺してくれたことを機に、粗野なだけではない彼を理解し、妊娠後は支配者として生きることに希望をもちはじめる。

それもつかの間、夫とその子は死ぬ。彼女はドラゴンの母として誇り高く生きようとするが、身勝手な男たちによって同族の王の寡婦たちが詰め込まれる一生出られない「寡妃の館」に監禁される。

彼らは彼女を見下して性的虐待をしようとするが、デナーリスは自分こそが支配者であるとみせつけるため、館に火を放ち、逆にむごたらしく彼らを皆殺しにする。炎の中から全裸で君臨する彼女は燃えずのデナーリスと畏れられ、全員が跪く

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もうね、ほんと、最高すぎる。

 

とにかく夫を亡くした女性のみなさん、ゲームオブスローンズ をみてほしい。

年齢が若い人なら特に、このシーズン6の#4でカタルシスを得られるはず。一生出られない寡婦の館に閉じ込められ、それを美徳とするなんて、わたしは嫌だ。そんな牢獄は燃やしたいし、愚かな男は殺してやりたい。

 

死別ブログなんて読むよりよっぽどいいよ